政治意識に目覚める 2
結党宣言では
「香港の各界・各階層の力を結集し、政治体制では民主を実現し、法律制度では人権、自由、法治を保障する」
・・・とするなど、民主派勢力を自認しています。
党の主席は、リベラル派を代表する弁護士、李柱銘氏。
天安門事件以降、中国の民主化弾圧に激しく抗議し、そのために香港基本法諮問委員会の代表を途中で除名された硬骨漢でもあります。
香港に対する最近の中国側の干渉や圧力についても、中英共同宣言の精神を踏みにじるものだと中国批判の立場を貫いています。
この政党をバックで支え、その母体となったのは「香港市民愛国民主化運動支援連合会(支連会)」という市民組織でした。
天安門広場を学生たちが占拠し、民主化要求を叫ぶ人々の波で北京の街が騒然としていたころ、香港でも連日100万人といわれる市民が街頭に出て、大規模なデモが繰り広げられました。
このころ中国政府への抗議と民主化要求を掲げて次々と誕生した市民グループは、200余りを数えたといわれます。
こうした草の根の市民団体を結集し、大規模集会を組織したのが「支連会」でした。
この会は、香港市民から巨額なカンパを集め天安門広場の学生に届けるなど、北京の民主化運動を資金面でも公然と援助しました。
・・・後には、学生や知識人らの海外逃亡を助け、いわゆる「地下トンネル」の役割を果たしたのもこの会の幹部メンバーだったといわれています。